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【4K】一生に一度は見るべき絶景、神秘的な日の出の光景:茨城県・大洗磯前神社 (Oarai Isosaki Shrine and Kamiiso-no-Torii Gate)



▼チャプターリスト(目次)
0:00 オープニング
0:41 社号碑、大鳥居
1:02 参道、狛犬、神池
2:06 随神門
2:50 拝殿周辺
3:36 西殿末社
3:52 中門、本殿
4:24 東殿末社
4:56 末社・鳥帽子厳社周辺
5:35 末社・茶釜稲荷神社周辺
6:16 神磯から昇る朝日(絶景)
7:43 末社・与利機神社周辺

どうも、管理人のヒロリンです。

今回は関東随一の絶景が見られるところとして有名な神社、茨城県大洗町の大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)を紹介します。

茨城県水戸市の隣町、大洗町。鹿島臨海鉄道の大洗駅から海に向かって県道2号線を歩くこと約35分の位置に鎮座する大洗磯前神社。この神社の御祭神は国造りに貢献した大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)です。

西暦856年、東日本で天然痘や地域の災厄に続いていたとき、大洗に住んでいた老人が、海で天に届くばかりに響く光を目撃します。翌日、老人は海で30㎝ほどの大きさの二つの岩を発見し、不思議に思うもその場を去った。翌日、また海に出てみると、二つの石の左右に20個余りの小さな石が向かい合うような形で鎮座していた。石は僧侶の形をしていて、目と耳がなかったとされています。

不思議なことが続く中、ある里人に神が降りて「我は大奈母知少比古奈命である。昔、国造りを終えて東の海に去っていたが、再び人々を救うために帰ってきたのだ」と宣託を下されます。その宣託を受けて創建されたのが大洗磯前神社です。

二柱の神様が降臨した場所は「神磯」と呼ばれ、その神磯には鳥居が立っています。これが関東随一の絶景が見られる場所として有名な「神磯の鳥居」です。

太平洋に臨む海岸の波打ち際に立つ鳥居の荘厳な佇まいを見て、水戸藩第2代藩主・徳川光圀公は「あらいその 岩にくだけて 散る月を 一つにして かへる月かな」と詠みました。

神磯の鳥居の神々しい姿は、人々を救う神が降り立つのにふさわしい場所にも思え、海の近くで暮らす人々の生活を守護してきたエピソードに思いをはせながら、神磯の鳥居から昇る朝日を拝もうと毎日多くの人々が訪れます。茨城は「ひたち」の国、日が立ち昇る国なんだと改めて気づかされる絶景です。

その神磯の鳥居に一番多くの人が訪れるのが元旦。大洗磯前神社の宮司と神職は神磯の鳥居の前で太平洋に昇る日の出を奉拝します。なぜ元旦に行うかというと、神磯に二柱の神様が降臨したのが冬至の頃だったとされているからで、古代の冬至は現在の元旦と同様に1年の始まりを意味していたからです。

昔は毎年大晦日から正月7日まで宮司が本殿に籠り、氏子たちに一切の音曲を奏でさせない、物故社があっても葬儀を行わない、寺院で鐘をつくことを禁じるなどの厳しいしきたりのなかで斎戒を行っていたといます。年始の祭事が同社にとっていかに重要かを窺い知ることが出来る歴史です。

今ではこのような厳しい斎戒は行われていませんが、正月15日を過ぎるまでは葬儀を行わない風習が継承されているといいます。年の初めに圧倒的な神威が海から出でるのを、恐れ多くて直接目にできないという心情が儀式化、内面化した祭事と言えるのではないでしょうか。

そんな大洗磯前神社ですが、戦国時代に一度社殿を焼失し、社領もほとんど失って廃絶の危機に見舞われた時代があります。その窮地を救ったのが水戸藩主であった徳川光圀公。

『大日本史』の編纂でも知られる光圀公は記紀神話で著名な神様を祀る同社の喪亡を大いに憂い、同社の再興に尽力しました。現在見られる本殿、拝殿、随神門は光圀公の命で造営されたものです。特に随神門にはご祭神である大己貴命に関連が深いウサギや、動物、そして同社を象徴する「波」といった細かい彫刻が彫られており、それらは部品を組み立てたのではなく、一本の木から彫り上げた高度な「透かし彫り」によって彫られています。高度な彫刻が施されたこの門を見るだけで同社に対する篤い崇敬が感じられるほどです。

境内全域は海から吹く風が社の清涼な気と混然一体。神磯の鳥居から昇る朝日を拝んだ後は必ず社殿にも足を運んで参拝してみてください。

Oarai Isosaki Shrine is a Shinto shrine in Oarai, Ibaraki, Japan.

This shrine was founded in 856 when two deities are said to have descended upon the coast of Oarai. The two enshrined at Oarai Isosaki Shrine are Daikoku-sama, the god of nation-building and national prosperity, and Sukunahikona-no-Mikoto, the god of medicine.

Oarai Isosaki Shrine is associated with the nearby Kamiiso-no-Torii, a sacred gate where the gods are said to have descended earth. This shrine gate stands dramatically on rocks in the Pacific Ocean and attracts photographers worldwide. On New Year’s Day, the sun rises directly between the pillars of the shrine gate.

9 Comments

  1. エンディングからして、とうに上がっていると思ってました。ほんと神磯の鳥居は何回見ても感動しますね。最初に参拝した時は、鳥居の立つ磯までビビりながら行ったものです。摂末社こんなにあったとは7回ぐらい行っているのに、知りませんでした。次回は探してみたいですね。

  2. 本当にこの神社はすばらしいです。海に建つ鳥居がとても神々しく神様が降臨されたのも納得の雰囲気でした。又訪れたい神社です。

  3. 昨年11月に参拝し感動したのを思い出しました。
    ヒロリンさんの動画で癒しや感動を感じる事ができ、そして中々行く事ができない神社を知り見ることができ、神様とのご縁を繋いでくださりありがたいと思っています。
    ありがとうございます。

  4. まだ行ったことがありませんが素晴らしい神社ですねm(_ _)m映像も素晴らしいですが、音楽も素敵🌈

  5. 社殿の中に差し込む朝日が最高に美しく見えました✨✨
    恐ろしいほどのスムーズな撮影、まさに神業‼先月からミラーレスカメラとジンバル使い始めて、良く分かります。
    大洗磯前神社 の素晴らしさ、堪能しました(^^♪

  6. 光の使い方が素敵で、明るさの概念が全く変わりました😊
    ジンバルのスムーズさもさることながら全てにおいて次元の違う技術に感銘を受けます。
    8分半が短く感じるほど大洗磯前神社を堪能させて頂きました👍

  7. 新しい年の始まりに素晴らしい景色を拝見し、清々しい気持ちになりました☺心洗われる思いがいたします。静かで穏やかな気持ちでひと時過ごさせていただきました。ありがとうございます。このような素敵なチャンネルとの出会いに感謝し、これからも訪問させていただきます✨✨よろしくお願いいたします。

  8. こんにちは😊✨
    先日はありがとうございました🎶⸒⸒
    大洗の鳥居チョット前に見に行きました😄
    日の出見たいな~とか思ってたのでめちゃくちゃ嬉しかったです😆👍✨清々しい気持ちになりますね🤩
    お邪魔しました🤗✨️

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