〝旅館街〟には鼻につくツンとしたすえた臭いが充満していた。野良猫の糞尿の臭いがただよう路地には古い旅館が数軒並んでいる。意を決して〝旅館〟と書かれたドアを開けると、待機所のカーテンが開け放たれており、暇を持て余した娼婦たちと目があった。40代後半〜50代の女性が数名、座椅子に腰かけて団扇を扇いでいる。彼女達は突然の来客に驚きもせず、虚ろな眼差しで私を見てきた――。現代までちょんの間が残る南国・高知市の〝玉水新地〟と〝堺町〟。男勝りな土佐女が夜の商売に生きる旅館街を訪ねた。

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<参考文献>
『消えた赤線放浪記』(著者/木村聡 発行/筑摩書房)
『色街遺産を歩く』(著者/八木澤高明 発行/実業之日本社)

The ‘ryokan town’ was filled with a pungent odor. Several old inns line the alleys that smell of stray cat excrement. When I made up my mind and opened the door with the word “ryokan” written on it, the curtains of the waiting area were wide open, and my eyes met with prostitutes who had too much free time on their hands. Several women in their late 40s to 50s are sitting on legless chairs and fanning fans. They weren’t even surprised by the sudden visitor, they just looked at me with empty eyes. “Tamamizu Shinchi” and “Sakaimachi” in Kochi City, a southern country where a small gap remains to this day. A masculine woman visits an inn town that lives on night business.

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22 Comments

  1. 台風接近中にもかかわらずお疲れ様です、いまや虫の息ってかんじですね、いずれ途絶える商売なんですかね

  2. いつも楽しく拝見させていただいてます

    陽暉楼跡には行かなかったのですか?
    歴史が残ってますよ

  3. お疲れ様です‼️
    コロナ禍の真っ最中でも、この客引き商売は営業されていたのでしょうかね⁉️
    朝鮮人の街でしょうか⁉️

  4. 大昔、まだ高知東生がホスト時代の頃 高知のよくない仲間に誘われて繁華街を彷徨ったものです。
    懐かしいです。30分一万円?地方は割高なんでしょうね。

  5. 35年蔵前3年高知に住んでました
    玉水はまだやってるんだと驚きました松山帰るとき抜け道で通ってた

  6. 失われた30年がなければこういう世界もまだ活況だったのだろうか

  7. ディープゾーンの動画では路地裏さんぽさんの右に出る人は居ないと思います。
    古本屋で偶々手に取った小説が大当たりだった時のような吸い込まれる様な魅力があります。

    遠征、撮影、編集等々大変だとは思いますが、
    これからも頑張って下さい。応援しております。

  8. 城下町って風情があっていいな。
    そして競輪場も近い。
    基本、競輪場がある町は濃い。

  9. 路地裏さん。動画をありがとうございます。
    女衒を題材にしたにした映画の劇中セリフで「土佐の高知にヤクザは育たん」と今は亡き名優が言っていたシーンが思い浮かびました。

  10. いつも楽しく拝見しています。全国にこの手のお店は何か所くらいあるかご存じですか?

  11. ビジネス旅館か・・商売だものな。言い得て妙。
    残暑が厳しい時期に、路地裏さんの「観る随筆」いつもありがとうございます。。

  12. 一部川崎の堀之内のような、光景が現存しているとは、風情があって、興味ある動画でした。

  13. 路地裏さんの動画は容赦のないリアルを突きつけていて観てしまいます。
    そこに流れ着くしかなかった女の悲哀や闇が風景に焼き付いていて、とても陰鬱な気分になりますね。
    表に出せない文化をこれからものぞかせてください。

  14. 地元高知で生まれ育ちました。玉水町は戦地に赴く若い兵隊さんがここに立ち寄って出兵したと聞いたことがあります。思うに、堺町は20年ほど前までは賑わってたと思います。堺町界隈では花の名前の源氏名にはよく客が付くと言われ、当時馴染みだった娼婦もさくらという名前だったのを思い出しました。。

    玉水町と堺町、今は昔の道々を歩けばあの頃に戻れそうな気がします。

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