東京駅から金沢駅まで北陸新幹線かがやき号の「グランクラス」に乗車してきました。
東京駅のラウンジ利用からのグランクラス乗車、車内サービスと食事、そして金沢駅到着までの様子を動画に掲載しています。
■乗車情報
乗車日:2022年6月26日
区間:東京駅→金沢駅
料金:29,220 (JPY) / 225(USD) ※金額は当時のレートです
停車駅:東京駅 – (上野駅) – 大宮駅 – 長野駅 – 富山駅 – 金沢駅
時間:2時間30分弱
座席:1A(最後列の1人席)
車両:12号車
公式サイト:https://www.jreast.co.jp/granclass/
■目次
00:00 グランクラス Japan’s First Class Bullet Train “GranClass”
00:19 東京駅で切符受け取り
00:40 東京駅『ビューゴールドラウンジ』
01:15 改札内に入場
01:35 北陸新幹線かがやきが東京駅ホームに到着
02:33 新幹線に乗車
03:15 新幹線に着席
04:00 車内サービスメニュー(飲み物や軽食、その他)
05:28 食事とドリンク(梅酒スパークリング)
08:08 お菓子、おつまみ
09:26 座席・シートの説明
12:00 長野駅
13:01 トイレへ
14:00 富山駅
15:35 金沢駅
■グランクラスとは
グランクラス(GranClass)とは、フランス語で「大きな」という意味を表す「Grand」と英語の「Class」を組み合わせた造語となっています。
グランクラスは普通席・グリーン車よりもさらに上位の車両として位置づけられており、飛行機のファーストクラスに相当するサービスを提供しています。
グランクラスは2011年3月5日に東北新幹線E5系「はやぶさ」のデビューと同時にサービスが開始されました。
その後、2015年3月14日に金沢駅まで延伸開業した北陸新幹線にて、JR東日本とJR西日本が2社共同で導入するE7系・W7系「かがやき」「はくたか」でにもグランクラスが設定されました。
その後も別の新幹線にも導入され、現在では多くの区間で運行しております。
■グランクラスの予約方法
えきねっと、みどりの窓口、指定席券売機、一部の旅行会社で予約購入可能となっています。今回の旅行ではえきねっと(https://www.eki-net.com)で予約購入しています。
■グランクラスが提供されている車両
北陸新幹線(E7系・W7系):かがやき/はくたか/つるぎ/あさま/とき/たにがわ【東京⇔長野⇔富山⇔金沢】
上越新幹線(E7系):かがやき/はくたか/つるぎ/あさま/とき/たにがわ【東京⇔越後湯沢⇔新潟】
東北・北海道新幹線(E5系・H5系):はやぶさ/はやて/やまびこ/なすの【東京⇔新青森⇔新函館北斗】
■グランクラスの料金
運賃(乗車券)+特急料金(新幹線特急券)+特別料金(グランクラス料金)
https://www.jreast.co.jp/kippu/15.html
以下、グランクラスの車両設備とサービスについて解説します。
■グランクラスの車外サービス
グランクラス利用客でも利用可能なラウンジ『ビューゴールドラウンジ』が東京駅八重洲中央口の改札口の向かい側にあります。
営業時間は8時 – 18時、年中無休、座席数は34席が設けられています。
ラウンジ利用可能時間は当日乗車する新幹線の出発予定時刻の90分前からとなっており、ラウンジ受付にて当日乗車するグランクラスの切符を提示すると利用できます。
ラウンジ入室後に軽菓子とお茶やソフトドリンク(飲み放題)が提供されます、また、ラウンジ内では新聞・雑誌・時刻表が備え付けられており、その他にクロークサービスや無線LANもあります。
ラウンジ利用条件は「当日東京駅発のグランクラスをご利用になる方」とされており、東京駅発のグランクラス切符が必要です。また、東京駅以外の駅ではラウンジ利用はありません。
■グランクラスの車内設備
定員は18名(3名×6列)となっており、1人用の座席が6つ、2人用の座席が2×6つあります。
シートは本革表地となっており、日本航空のファーストクラス国内線の座席とほぼ同等のスペックがあります。シートには、最大45度まで倒せる電動リクライニング機構、可動式の枕、電動レッグレスト、ダイニングテーブル、カクテルトレイ、電源コンセント、モバイル機器用のコンセント、LED式の読書灯、が備え付けられています。
床敷物はウールカーペット、荷物棚は蓋付きのハットラック式となっています。
さらに、車内設備には、スリッパ・アイマスク・毛布といったアメニティグッズ、そして雑誌や新聞が用意されています。
■グランクラスの車内サービス
グランクラスには(A)と(B)という区分が存在しており、新幹線の運行区間や酒類により異なります。
グランクラス(A):専任アテンダントが乗車して、おしぼり・飲み物・食事を提供する車内サービスが存在します。ロゴマークを構成するブロック1つ1つが黒塗りになっています。
グランクラス(B):専任アテンダントが乗車せず、おしぼり・飲み物・食事を提供する車内サービスは存在しません。ロゴマークを構成するブロック1つ1つが白抜きになっています。
グランクラス(A)はグランクラス(B)より料金が高く設定されています。
専任アテンダントによるサービスが存在する車両においては、飲料(アルコール類およびソフトドリンク)、そして各新幹線の沿線の食材を用いた軽食と茶菓子が無料で提供されます。
現在、軽食は和軽食のみとなっており、食事のメニューは季節や車両によって異なります。2019年3月31日までは洋軽食も選ぶことができたのですが、現在は廃止されています。
■北陸新幹線は4種類
今回は北陸新幹線かがやき号に乗車しましたが、他の種類の北陸新幹線も存在します。
かがやき…速いタイプ(1日10往復)
停車駅:東京~上野~大宮~長野~富山~金沢
はくたか…停車駅が多いタイプ(1日14往復)
東京~上野~大宮~高崎~安中榛名~軽井沢~佐久平~上田~長野~飯山~上越妙高~糸魚川~黒部宇奈月温泉~富山~新高岡~金沢
つるぎ…富山から金沢のシャトルタイプ(1日18往復)
富山~新高岡~金沢
あさま…東京から長野の新幹線(1日16往復)
東京~上野~大宮~熊谷~本庄早稲田~高崎~安中榛名~軽井沢~佐久平~上田~長野
#新幹線 #北陸新幹線 #かがやき #グランクラス #ファーストクラス #列車 #日本 #豪華列車
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English
I took the first class seat “Gran Class” of the Hokuriku Shinkansen Kagayaki from Tokyo Station to Kanazawa Station.
The video shows the process from using the lounge at Tokyo Station to boarding the Gran Class, on-board services and meals, and the process of arriving at Kanazawa Station.
■ Boarding information
Boarding date: June 26, 2022
Section: Tokyo Station → Kanazawa Station
Price: 29,220 (JPY) / 225 (USD) *Amount is the rate at the time
Stops: Tokyo Station – (Ueno Station) – Omiya Station – Nagano Station – Toyama Station – Kanazawa Station
Time: less than 2 hours and 30 minutes
Seat: 1A (single seat in the last row)
Vehicle: No. 12 car
Official website: https://www.jreast.co.jp/granclass/
#train #Bullettrain #shinkansen #granclass #firstclass
2 Comments
グランクラスは座り心地がめっちゃええよね
食事は少なめだけど美味い
2022年10月からグランクラスのサービスが変更になりました。
最新のサービスの動画は以下となります。
https://youtu.be/nnPu38WGlY0
From October 2022, the Gran Class service has changed.
Below is a video of our latest service.
https://youtu.be/nnPu38WGlY0