#ローカル線#JR西日本#芸備線
芸備線
中国山地西部の山間を走るローカル線の一つ。1915年(大正4年)4月に私鉄の芸備鉄道として東広島駅(広島市南区) – 志和地駅(三次市)間で開業したのが始まり[2]。芸備の「芸」は安芸国の芸から、「備」は備後国に由来する。
中国自動車道の開通や、山陽新幹線と接続する伯備線の特急列車網の整備などで、広島市から広島県北部を経て木次線を経由して松江市・米子市などと結んでいた陰陽連絡路線のメインルートからは外れ、現在は、広島市 – 三次市間の都市間輸送や広島市 – 三次市 – 庄原市および新見市 – 庄原市東城町といった沿線の通勤・通学輸送が主体の路線となっている。
伯備線
山陽地方と山陰地方を結ぶ陰陽連絡路線の一つであり、中国山地を越えて鳥取県の西部(旧伯耆国)と岡山県の中部(旧備中国)を結んでいる。陰陽連絡路線では、初の全線電化や改良工事が行われ、複線区間が存在し陰陽連絡路線では最も運転本数が多い。倉敷駅 – 新郷駅間は高梁川水系、上石見駅 – 伯耆大山駅間は日野川水系に沿って走行し、曲線と急勾配が多い。また、陰陽連絡路線では美祢線と並ぶ数少ない幹線であるが、旅客輸送実績では特定地方交通線に該当していた美祢線が貨物輸送実績を基準にして幹線になった経緯を考慮すると、事実上唯一の幹線といえる。
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