富士ガリバー王国は山梨県西八代郡上九一色村(現在の南都留郡富士河口湖町)にあったアミューズメントエコロジーテーマパークです。
上九一色村はかつてオウム真理教の拠点があったことから、テレビ報道などにより負のイメージが広められてしまいました。これを払拭することを一つの目的として、新潟ロシア村や柏崎トルコ文化村と同じく、新潟中央銀行の融資により開設されました。
1997(平成9)年7月に開園、45mのガリバー像が横たわる「ガリバー島」を中心に、ワラビーやトナカイ、ウサギや羊が飼育されている「ふれあい牧場」や、ボブスレーコース、ショップの立ち並ぶ「北欧村」などが配されました。
しかし1999(平成11)年にメインバンクの新潟中央銀行が経営破綻に陥り業績が悪化、さらにアクセスの悪さなどもあり、開園からわずか4年後の2001(平成13)年10月に閉業を余儀なくされました。
その後、巨大なガリバー像の横たわる廃墟として全国的に知られるようになりましたが、2007(平成19)年頃にほとんどの地上構造物は解体されました。
跡地の一部に2004(平成16)年8月に「ザ・ドッグラン」がオープンしたものの、翌2005(平成17)年には営業を休止、これ以外での利用は行われていません。
ガリバー像が撤去され、ガリバー島や数棟の建物だけが残るコンクリートの大地を4Kドローンで空撮しました。

関連動画:柏崎トルコ文化村

富士ガリバー王国
https://haikyo.info/s/96.html

新潟ロシア村
https://haikyo.info/s/87.html

柏崎トルコ文化村
https://haikyo.info/s/1135.html

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