▼チャプターリスト(目次)
0:00 オープニング
0:41 社号碑、一之鳥居
0:53 神橋、八代城石垣
1:19 狛犬、二之鳥居
1:37 霊社(戦没者慰霊社)周辺
2:08 神門、拝殿
2:46 本殿
3:13 八代城址の光景
4:39 懐良親王御墓

どうも、管理人のヒロリンです。

今回は熊本県八代城址に鎮座する神社、八代宮(やつしろぐう)を紹介します。

熊本県を南北に分ける八代市は、県下第2位の人口を有する田園工業都市。その八代市の中心部には国の史跡・八代城跡群が広がり、かつての同地が城下町として栄えたことを示しています。

その八代城跡の中央に鎮まるのが八代宮です。御祭神は第96代天皇・後醍醐天皇の皇子である懐良親王(かねながしんのう)。

14世紀中盤。天皇中心の政治の転換を図った「建武の新政」が頓挫した後醍醐天皇は、南朝を樹立し、北朝に対抗するため全国に皇子を派遣。この時、九州へ下向したのが当時まだ7歳の幼かった懐良親王です。

有事に九州や四国を平定するポジションである征西将軍を拝命した懐良親王は1342年に四国から薩摩に上陸。菊池氏、阿蘇氏の支援を取り付け、九州制圧に努めます。中でも最大の戦となった「筑後川の戦い」は日本三大合戦の一つにも数えられる戦で、親王自身も三か所に重傷を負いながら自ら剣を振るって戦いました。この戦を経て、親王はついに九州の首府である大宰府を制圧し、南朝としての九州制覇を成し遂げます。征西府は大宰府に置かれ、政が行われました。

その都の繁栄ぶりは、倭寇の取り締まりを要請する明国の使者が、大宰府を日本の都だと思い込んでやってきたほどのもの。親王は使者の高圧的な態度に最初は激怒していたものの、明の後ろ盾という魅力に着目し、日本の国王として明と朝貢貿易を結ぶことにしました。

大宰府における征西府の黄金時代は12年続きましたが、室町幕府の懐刀である今川貞世に攻められ、征西府のあった大宰府を放棄。甥の良成親王に征西将軍職を譲り、筑後矢部で病気により薨去し、墓は熊本県八代市に建てられました。

王政復古が宣言された明治維新の折、同様の政策を試みた南朝への敬意が高まり、明治政府は各地に南朝関係者を祀る神社を創建します。これらは建武中興十五社と呼ばれ、懐良親王を仰ぐ八代宮もその一つです。

八代宮の創建運動は、明治の初期に始まり、懐良親王の墓所が熊本県八代市にあることから、地元有志が政府に創建を請願。鎮座地として墓所にも近い八代城址を推挙しました。

その結果、明治13年に創建が決定。八代城址の広大な境内に社殿が完成します。八代城址には天守跡なども残っており、高台から重厚な社殿を見渡すことが出来るのも清々しいです。

同社は熊本を代表する桜の名所でもあり、今回の動画はそんな八代宮の桜が咲いた時の様子を撮影。一足早い春の光景をこの動画で体験していただけると幸甚です。

Yatsushiro-gū is a Shinto shrine located in Yatsushiro, Kumamoto Prefecture, Japan.

It was founded in 1884, and enshrines the kami of Prince Kaneyoshi. It is one of the Fifteen Shrines of the Kenmu Restoration.

Prince Kaneyoshi was a nobleman of the Kamakura period and the early Nanboku-chō period where power in Japan was split between two rival factions. He was the son of Emperor Go-Daigo who was head of one of the factions (the Southern Court), the other being the Ashikaga shogunate.

During his childhood, he saw the shogunate establishing its rule over the island. Later in the 1350s, a civil war occurred between the founder of the shogunate, Ashikaga Takauji and his son, Tadafuyu. When it ended, Kaneyoshi became an effective force of the Southern Court in opposition to the Ashikaga bakufu.  

In 1336, Go-Daigo sent the prince, at seven years of age, to Kyushu as Chinzei Shogun (Commander-in-Chief of the Western Defense Area).

However, unfortunately for the Southern Court and Kaneyoshi, by 1358 the current shogun Yoshiakira faced no immediate threat from the Southern Court’s loyalist as the latter only managed to hold on to a few areas such as Shinano and Kyiishu where Kaneyoshi had previously gained some ground.  

By 1365, Kaneyoshi gained control of the entire island of Kyushu, at this point he was so confident that he believed he could even march an army to Kyoto, capital of the bakufu.

When Yoshiakira died, loyalist resistance weakened, and control was fully consolidated under the Ashikaga. Hosokawa Yoriyuki took Kanenaga’s planned attempt to attack Kyoto seriously; the recently strengthened Ashikaga had Yoshinari land on Ōita and occupy Takasaki stronghold in 1371 but was later attacked by an ally of Kaneyoshi. Ultimately however, Kaneyoshi’s base of northern Kyushu was subdued (which Kaneyoshi had struggled to build up since 1361). He then left to a plain nearby the Chikugo River.

11 Comments

  1. 地震の影響はなかったみたいですね。阿蘇神社の楼門ざんねんで仕方ありません。お城に南朝の親王が祀られているのは珍しいですね。広くてお花の奇麗な神社良いですね。

  2. 九州に住んでいるので建武中興十五社の中では比較的行きやすい筈なんですけどまだ呼ばれてないんですよね。今年中には伺いたいですですね。

  3. こんばんは。
    今回も美しい映像と落ち着く音楽で、とても癒されました✨
    空気や花の香りまで漂ってくるような感覚で、映像に引き込まれてしまいました。
    今日1日の疲れも吹っ飛び、良い眠りにつけそうです😴

  4. はじめまして!
    神社巡りですか?
    素敵ですね😌✨
    自然な風景に癒されます!

  5. 美しい桜と八代宮の重厚な社殿。緑がとても美しく自分がその場にいるように感じます。
    BGMも素晴らしく毎回引き込まれる映像有難うございます!🤗❤👍

  6. 重厚かつ風雅な空間とはどんな風景なのかな?と視聴させて頂きました。
    その言葉通りでした。ヒロリンさんの言葉の使い方やBGM、編集のセンスにはいつも敬服です。
    懐良親王も喜ばれているのではないでしょうか…

  7. とても立派な霊廟ですね。このような場所が有ることを初めて知りました。城壁の石積みと桜が素晴らしく美しいですね。建物は、壮麗で心があらわれます。参拝の方が居ない時間帯なんでしょうか、私は、無人になった時に撮影をするのですが、このような規模の撮影では、私のやり方では難しいように思いました。

  8. おはようございます😄
    相変わらず素晴らしい映像で、感心しながら拝見させていただきました😊
    九州にも素敵な神社がいっぱいあるんですね✨
    是非行ってみたいです😄

  9. 立派な霊廟ですね。重厚な社殿も素晴らしい映像表現が出来ればこそです。
    素敵な動画をいシェアさせて頂きありがとうございました。

  10. Hallo dear im comeback to support echather,
    This video is very good, not everyone can make it, only people who are Deep feel and feel the setiation , their experiences, because it's not enough just to video but is Haw the fell but it is very rilexing , Bash share

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