映画監督河瀨直美が自ら撮った宮崎県五ヶ瀬町。
宮崎県の北西部に位置する五ヶ瀬町・鞍岡には、「祇園さん」と親しまれる祇園神社があります。鞍岡の人々は、祇園神社の例大祭で披露する郷土芸能を小学校1年生から学校の授業の一環として習います。
なかには40年に亘って芸能を伝承する熟達者もいて「学校が協力してくれるから、郷土芸能が継いでいける」と言います。
神事や神楽の奉納、そして郷土芸能を通したお祭りが老若男女、世代を超えて、人から人へとつながっていく。
そして、そんな祭や郷土芸能を、ご神木に宿る神様が温かく見守ってくれる。「踊っていれば、この地が災難に襲われることはない」と人々は信じています。
母なる祇園山の懐に抱かれた人々の営みは、時代を超えてこの先も受け継がれるに違いありません。

http://www.kanko-miyazaki.jp/shinwanofurusato/

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