青森県弘前市にある弘前公園の外濠の花筏(はないかだ)。
「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」に選ばれ、話題です。
花筏(はないかだ)は、桜のじゅうたんとも呼ばれています。
追手門(おおてもん)前の外濠。花筏ができつつあります。
お濠が桜の花びらで埋め尽くされる光景はまさに絶景です。
美しい桜の花は一瞬咲き乱れ、はかなくも散ってゆきます。
薄く小さな花びら、可憐な薄いピンク。桜は日本人に特別です。
短命な桜の花、風と共に薄い花びらはさらさらと散ってゆきます。
古来より日本人は、桜に生死の象徴を見てきました。
花びらは、あたかも雪がふぶいているように舞い散ってゆきます。
花筏は、散った花びらが寄せ集まって水面に浮かび、
まるでいかだのように帯状に川を流れていく現象です。
花びらが水面に敷き詰められた花筏。
どこか寂しくもあり、しかし美しく、とても幻想的です。
花曇り、花冷え、花の風、花吹雪、そして花筏。
散った後も私たちを桜は楽しませてくれます。
南内門の近くにあるハートマークの桜。
リンゴの選定技術で枝がハート型に切り取られています。
満開の桜は、散ってゆき、死んでゆきます。
このはかなさは、この世のものとは思えない美しさです。
川面がすべて覆われ、桜のカーペットのようです。
#花筏(はないかだ)
#日本三大桜
#弘前公園
2 Comments
なんと美しい世界🌸
ヒラヒラ散る桜の花びらと花筏、水面のキラキラ。どれも素敵ですね。