日本最長クラスの長距離夜行バス「はかた号」の乗車記です。新型の個室プレミアムシートの詳細やアメニティ、そして車内放送など東京(バスタ新宿)から福岡(博多バスターミナル)までの様子を動画にしました。

はかた号はGoogle検索キーワードで「はかた号 地獄」「はかた号 きつい」などのワードが表示されますが、実際はどのような感じなのか見ていきます。

バス名:はかた号
運営:西日本鉄道(西鉄バス)
乗車日:2022年10月10日
料金:¥19,000($135)
乗車地:バスタ新宿 21時00分
降車地:博多バスターミナル 11時17分
路線:バスタ新宿 – 小倉駅前 – 砂津 – 黒崎IC 引野 – 西鉄天神高速バスターミナル – 博多バスターミナル
休憩:静岡SA、佐波川SA
走行距離:1,097 km
予約サイト:https://www.highwaybus.com/gp/reservation/rsvPlanList?lineId=340

■はかた号の概要
はかた号は新宿駅南口のバスタ新宿と博多バスターミナル間の1,097kmを所要時間14時間17分(福岡発は14時間39分)で走破する夜行高速バス路線です。

はかた号は1990年10月12日運行開始、バラエティ番組『水曜どうでしょう』で「キング・オブ・深夜バス」として紹介され、大泉洋さんら出演者が実際に乗車する企画を放送したことで全国的な知名度が高まりました。

はかた号は2020年7月1日、運行30周年記念に合わせて新型車両を導入しています。

はかた号の料金ですが、2021年4月23日運行分からはWEB発売分がダイナミックプライシング型に移行されています。価格幅は、ビジネスシートが9,000円から18,000円までの12パターン、プレミアムシートは18,000円から23,000円までの8パターンとなり、予約タイミングによって随時価格が変更されます。電話・窓口発売はビジネスが17,000円、プレミアムが22,000円に固定されています。

■はかた号の新型車両
車種は先代同様、スーパーハイデッカー車の三菱ふそう・エアロクィーン (MFBM製)です。先代同様、ロゴはゴールド白夜行ロゴに「Line connecting Hakata with Tokyo」の組み合わせとなっています。

座席配列も先代同様プレミアム・ビジネスの2クラス制で「プレミアムシート」4席、「ビジネスシート」18席となっています。

プレミアムシートは、先代同様のパーティションで区切られた個室タイプで、電動リクライニング、背面マッサージ機、背面ヒーター、座面送風機能を内蔵する本革シート、そして専用空気清浄機も配備されています。先代で各座席に装備されていたiPadは廃されましたが、代わりにロールカーテンとワイヤレス携帯充電器が設置されました。

ビジネスシートも、先代同様本革とモケットのコンビネーションを採用した1-1-1アブレストの独立シートです。新たに、ダブルクッションを採用したシートを使用されています。そして、全席3点式ELRシートベルトが装備されています。また、先代では開始当時はプレミアムシートのみだったWiFiサービスは、今回は全座席で提供されています。

また、安全面に関しては通信型ドライブレコーダーと連動したEDSS(ドライバー異常時対応システム)、TPMS(タイヤプレッシャーマネジメントシステム)、左側方監視システム等を導入されています。

■はかた号の感想
・はかた号の内装は高級仕様で、プレミアムシートもビジネスシートも高級感があります。
・はかた号は「地獄」「つらい」という口コミがありますが、他の高級夜行バスと同じくらいの居心地です。格安の4列夜行バスと比べたらだいぶマシだと思います。
・はかた号は料金はあまり安くはなく、乗車時間の長さがネックかなと思います。ただ、東京-福岡の移動の選択肢の1つに入れてもいいと思います。
・はかた号は15-20分くらいの休憩が2回ありますが、朝の休憩時間はもう少し長い方がいいと感じました。

■はかた号と他の高級夜行バスの比較
・はかた号のプレミアムシートは、ドリームスリーパーやドリームルリエと比べると、個室の中はやや狭めです。はかた号のプレミアムシートはマッサージ機能などが付いているなどもメリットもありますが、座り心地やアメニティはドリームスリーパーやドリームルリエの方が上かもしれません。

宜しければ過去の動画と見比べて見てください。

【1.8万円】個室の高級夜行バス「ドリームスリーパー」で東京から大阪へ移動|車内・設備・アメニティ・座席などを詳細レビュー

高級夜行バス「ドリームルリエ」東京→大阪の乗車記🚌個室のプレシャスクラスで快適移動💺

■目次
00:00 プレビュー
00:16 バスタ新宿
00:52 はかた号に乗車
01:33 プレミアムシートの座席周り
04:54 プレミアムシートの座席やアメニティ
06:46 注意事項やインフォーメーション
07:53 トイレ
08:33 バスタ新宿出発後の車内放送
13:25 静岡SA
14:35 消灯
16:15 翌朝と佐波川SA
17:26 SA出発から博多到着まで
22:17 降車と感想・博多ラーメン

#はかた号 #夜行バス #深夜バス #高速バス #バスタ新宿 #博多バスターミナル #ファーストクラス

7 Comments

  1. 過去の夜行バスの動画です。

    絶対にこれがいいというものはなく、どれもメリットとデメリットはあります。

    ・東京→大阪、1.8万円、内装やアメニティが豪華な高級夜行バス「ドリームスリーパー」

    https://youtu.be/Kd4k9GIr_M4

    ・東京→大阪、1.7万円、リクライニング角度が秀逸でほぼ寝台の高級夜行バス「ドリームルリエ」

    https://youtu.be/H3404BNJ-DM

    It is a video of the past night bus.

    There's no absolute best option, they all have their pros and cons.

    ・Tokyo → Osaka, 18,000 yen, luxury night bus "Dream Sleeper" with luxurious interior and amenities

    https://youtu.be/Kd4k9GIr_M4

    ・ Tokyo → Osaka, 17,000 yen, luxury night bus "Dream Lurie" with excellent reclining angle and almost sleeper

    https://youtu.be/H3404BNJ-DM

  2. 便座、冬場はあったかくなるのだろうか。プラスティックのだったら嫌だな。

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