金沢駅から東京駅まで北陸新幹線はくたか号のファーストクラス席「グランクラス」に乗車してきました。

金沢駅でのグランクラス乗車、車内サービスと食事、そして東京駅到着までの様子を動画に掲載しています。

乗車日:2022年6月27日
区間:金沢駅→東京駅
料金:21,740 (JPY) / 160(USD) ※金額は当時のレートです
停車駅:金沢、新高岡、富山、黒部宇奈月温泉、糸魚川、上越妙高、長野、高崎、大宮、上野
時間:2時間55分
座席:6C
車両:12号車
公式サイト:https://www.jreast.co.jp/granclass/

■北陸新幹線はくたかグランクラスの車内サービス終了
北陸新幹線はくたかグランクラスの車内サービスは2022年9月いっぱいで終了です。一方、かがやきグランクラスの車内サービスは2022年10月以降の継続となっています。

北陸新幹線「はくたか」のグランクラス料金の見直しについて
https://www.jreast.co.jp/press/2021/20220322_ho01.pdf
→北陸新幹線「はくたか」のグランクラスでは、これまで「飲料・軽食あり」のサービスを提
供してまいりましたが、ご利用状況に鑑み、2022 年 10 月 1 日(土)以降は「飲料・軽食なし」
のサービスへ変更し、よりご利用いただきやすい料金に見直すことといたします。

■北陸新幹線は4種類
今回は北陸新幹線はくたか号に乗車しましたが、他の種類の北陸新幹線も存在します。

かがやき…速いタイプ(1日10往復)
停車駅:東京~上野~大宮~長野~富山~金沢

はくたか…停車駅が多いタイプ(1日14往復)
東京~上野~大宮~高崎~安中榛名~軽井沢~佐久平~上田~長野~飯山~上越妙高~糸魚川~黒部宇奈月温泉~富山~新高岡~金沢

つるぎ…富山から金沢のシャトルタイプ(1日18往復)
富山~新高岡~金沢

あさま…東京から長野の新幹線(1日16往復)
東京~上野~大宮~熊谷~本庄早稲田~高崎~安中榛名~軽井沢~佐久平~上田~長野

■グランクラスとは
グランクラス(GranClass)とは、フランス語で「大きな」という意味を表す「Grand」と英語の「Class」を組み合わせた造語となっています。

グランクラスは普通席・グリーン車よりもさらに上位の車両として位置づけられており、飛行機のファーストクラスに相当するサービスを提供しています。

グランクラスは2011年3月5日に東北新幹線E5系「はやぶさ」のデビューと同時にサービスが開始されました。

その後、2015年3月14日に金沢駅まで延伸開業した北陸新幹線にて、JR東日本とJR西日本が2社共同で導入するE7系・W7系「かがやき」「はくたか」でにもグランクラスが設定されました。

その後も別の新幹線にも導入され、現在では多くの区間で運行しております。

■グランクラスの予約方法
えきねっと、みどりの窓口、指定席券売機、一部の旅行会社で予約購入可能となっています。今回の旅行ではえきねっと(https://www.eki-net.com)で予約購入しています。

■グランクラスが提供されている車両
北陸新幹線(E7系・W7系):かがやき/はくたか/つるぎ/あさま/とき/たにがわ【東京⇔長野⇔富山⇔金沢】
上越新幹線(E7系):かがやき/はくたか/つるぎ/あさま/とき/たにがわ【東京⇔越後湯沢⇔新潟】
東北・北海道新幹線(E5系・H5系):はやぶさ/はやて/やまびこ/なすの【東京⇔新青森⇔新函館北斗】

■グランクラスの料金
運賃(乗車券)+特急料金(新幹線特急券)+特別料金(グランクラス料金)
https://www.jreast.co.jp/kippu/15.html

以下、グランクラスの車両設備とサービスについて解説します。

■グランクラスの車外サービス
グランクラス利用客でも利用可能なラウンジ『ビューゴールドラウンジ』が東京駅八重洲中央口の改札口の向かい側にあります。

営業時間は8時 – 18時、年中無休、座席数は34席が設けられています。

ラウンジ利用可能時間は当日乗車する新幹線の出発予定時刻の90分前からとなっており、ラウンジ受付にて当日乗車するグランクラスの切符を提示すると利用できます。

ラウンジ入室後に軽菓子とお茶やソフトドリンク(飲み放題)が提供されます、また、ラウンジ内では新聞・雑誌・時刻表が備え付けられており、その他にクロークサービスや無線LANもあります。

ラウンジ利用条件は「当日東京駅発のグランクラスをご利用になる方」とされており、東京駅発のグランクラス切符が必要です。また、東京駅以外の駅ではラウンジ利用はありません。

■グランクラスの車内設備
定員は18名(3名×6列)となっており、1人用の座席が6つ、2人用の座席が2×6つあります。

シートは本革表地となっており、日本航空のファーストクラス国内線の座席とほぼ同等のスペックがあります。シートには、最大45度まで倒せる電動リクライニング機構、可動式の枕、電動レッグレスト、ダイニングテーブル、カクテルトレイ、電源コンセント、モバイル機器用のコンセント、LED式の読書灯、が備え付けられています。

床敷物はウールカーペット、荷物棚は蓋付きのハットラック式となっています。

さらに、車内設備には、スリッパ・アイマスク・毛布といったアメニティグッズ、そして雑誌や新聞が用意されています。

■グランクラスの車内サービス
グランクラスには(A)と(B)という区分が存在しており、新幹線の運行区間や酒類により異なります。

グランクラス(A):専任アテンダントが乗車して、おしぼり・飲み物・食事を提供する車内サービスが存在します。ロゴマークを構成するブロック1つ1つが黒塗りになっています。

グランクラス(B):専任アテンダントが乗車せず、おしぼり・飲み物・食事を提供する車内サービスは存在しません。ロゴマークを構成するブロック1つ1つが白抜きになっています。

グランクラス(A)はグランクラス(B)より料金が高く設定されています。

専任アテンダントによるサービスが存在する車両においては、飲料(アルコール類およびソフトドリンク)、そして各新幹線の沿線の食材を用いた軽食と茶菓子が無料で提供されます。

現在、軽食は和軽食のみとなっており、食事のメニューは季節や車両によって異なります。2019年3月31日までは洋軽食も選ぶことができたのですが、現在は廃止されています。

■目次
00:00 オープニング
00:16 金沢駅
01:00 北陸新幹線はくたか号の外観
01:16 グランクラス車両に乗車
01:41 グランクラス座席の機能
04:51 食事と飲み物メニュー
10:29 トイレに行く
11:25 しばらく乗車(上越妙高~上野)途中でトラブルあり
16:25 はくたか号グランクラス食事サービス終了のお知らせ
16:40 東京駅到着とラウンジ
18:10 エンディング

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