Walk around the island village Rebun Island Uennnai(Hokkaido) / A village of Rebun Island that can only be reached on foot
稚内市の西約59kmの日本海上にある日本最北端の有人島。レブンは、アイヌ語「レブンシリ(沖の島)」からくる言葉。標高490mの礼文岳を最高に東側は海岸線に向かって次第に傾斜するが、西側は数十kmにわたって断崖絶壁がつづく。昭和49年利尻礼文サロベツ国立公園に指定されて以来、訪れる観光客の数も多く、現在では年間十数万人を数えている。北緯45度という高緯度に位置することから、本州では標高2000m級以上でしか見られない300種を超える高山植物が自生する「花の島」、ウニ・コンブなど豊かな水産資源に恵まれた島として全国的に有名。現在、島内の55ヶ所で先史、古代、近世の遺構や遺物が確認されている。なかでも島北部の船泊遺跡(国指定重要文化財)は、本州との交易を示すヒスイのペンダントや、房総半島以南の海で採れるイモガイなどを使ったアクセサリーなどが出土し、従来の縄文時代感を大きく変える列島最北の遺跡として注目が集まっている。(「シマダス」参照)
西海岸の断崖絶壁の間、ウエンナイ川河口の小さな平場に宇遠内集落はある。ここに行くためには船か徒歩でしか行けない。この集落、廃村になっているかと思いきや、2022年現在で2世帯があるという。このような集落で、人が生活しているところは、日本全国でも数えるほどになっていて大変珍しい。礼文島には、島を縦走する8時間コースというのがあって、その経路の途中にあり有名である。東海岸の香深井集落内の舗装道を山に向かっていくと除雪ステーションがあり、そこから歩いて1時間~1時間半。3ヵ所の倒木越えとガレ場がちょっとした難所であるが、安全なルートである。集落内には、9軒の家と共同施設らしき建物がある。現在の住民2世帯は、漁業を営んでいるという。
集落町並みWalker
http://www.shurakumachinami.natsu.gs/hyoshi/index.htm
Database船泊須古頓
http://www.shurakumachinami.natsu.gs/03datebase-page/hokkaido_data/funadomari/funadomari_file.htm
Database元地香深
http://www.shurakumachinami.natsu.gs/03datebase-page/hokkaido_data/motochi/motochi_file.htm
Database礼文知床
http://www.shurakumachinami.natsu.gs/03datebase-page/hokkaido_data/shiretoko/rebunshiretoko_file.htm
12 Comments
まずお疲れ様でした
凄い所ですね
最初にここに家を建てて住もうと考えた人が居たと言う事ですよね
ここの住民の方は船で行き来されて居るのでしょうか
まんぼうさんは又来た道を引き返されたのですよね
倒木を乗り越え乗り越え大変な撮影でしたね
最後にドローンの映像が流れて大変さが再認識させられました
貴重な動画をありがとう御座いました
Facinating video – it's really baren as well – it could almost be the wild west in America! Good drone footage as well 👍😊
すごいです。究極の集落ですね。豊かな水場もあり、港もそこそこ守られていて(航路はとても狭そうですが)、集落がある理由は分かる気がします。ただ全体の雰囲気が、なんとなく、SF映画に出てくる「世界の終末に最後に人が住んでいる村」みたいな、そんな感じで独特ですね。なかなか自分自身では訪問できないところ、見せてくださって、感謝します。
44年前、バイト中の民宿で暇をもらって8時間コースを歩きましたが、その途中で宇遠内を通りました。当時の8時間コースはスコトン岬~宇遠内まで南下し、山道には入らず海岸線を元地まで歩く24kmの道程でした。昼からの単独行(若かったので5時間)だったので記憶が鮮明です。宇遠内は寂しいところでしたが今のように廃屋は無かったです。懐かしい思い出がまた蘇りました。貴重な映像を有難うございます。
いつもありがとうございます。この集落は趣深いですね、私的にはあの小川が気になってます。水源から河口まで楽しめる。今回もお疲れさまでした。
集落さん、ありがとうございます。倒木・残雪・落石注意を乗り越え、無事、宇遠内集落往復お疲れさまでした。限界集落の先、ドキドキしながら視聴させて頂きました。「徒歩でしかいけない集落」シリーズ化ですか?
昨夏訪れましたが、島内移動が不便でメインのコースしか歩けませんでした。それでもゴロタ岬からの眺望などは素晴らしかったです。今夏再訪予定でしたがコロナ収まらず中止、5〜6月に行けば良かったかな。ちなみに北海道にはイノシシはいません。
凄い所ですね。倒木が何ヶ所かありどうなる事かと思いました。この道を引き返されたのですね。夏季だけ人の暮らす集落ですね。
こんな所が存在するなんて・・・
本当に人が住んでるの?と思わせる佇まい。
一体どうやって生活しているのか不思議です。
(特に食料面)
やるね
これはまた、真木集落なみに大変な集落探訪ですね。まあ、真木のトレッキングよりは安全そうですが。
島へのアクセスだけでも大変そうです。
祖父母や親戚が船泊に住んでいますが、恥ずかしながらこの様な集落がある事は知りませんでした。礼文島は一見住んでいない様に見えても蔵として利用している建物が多いです。