★ Highlights
01:22 Old Kōshū Kaidō intersection
05:04 Thumbnail image scene
07:14 JR Chūō Main Line Overpass
08:01 Prefectural Route 17 intersection
09:32 Chūō Expressway
14:59 Prefectural Route 485 & 484 intersection
24:11 Tatsuba-Ōhashi Bridge (L=109.3m, border between Fujimi Town and Hara Village)

★Route Map

Date : 2021-11-20
Camera : GoPro HERO 8 Black
3840 × 2160(4K) 60fps

八ヶ岳連峰編笠山から流れ出て釜無川に流れ込む富士川水系甲六川は、長野県と山梨県、旧国名で言えば信濃と甲斐の境をなしている川です。

この甲六川に沿って走る県道が485号富士見高原線です。路線名を見ると”さわやかな高原地帯への快適なアクセス道路”といった連想をしてしまいがちですが、実態は農道や林道のような道を無理やり県道として繋ぎ合わせたような感じで、右左折を繰り返す複雑なルートとなっています。県境とは最も近い所で約50m、最も離れている所でも約700m程度と、全線にわたりほぼ平行しています。

農道や林道並みと、やや失礼な事を書いてしまいましたが、終点の国道20号交点から下蔦木集落内を通る区間は由緒正しい旧甲州街道の道筋です。沿道には日蓮上人がここで説法をしたと言われる「日蓮上人高座石」や下蔦木小唄に歌われた「思案の三つ辻柳」など、旧街道にゆかりのある場所があります。少し上った所には「眞福寺」という立派なお寺もあります。

標高710mの国道から八ヶ岳を目指して1160m付近まで登ると、立派な快走路に出ます。八ヶ岳の中腹を鉢巻のように横切っていることから通称「鉢巻道路」と呼ばれています。八ヶ岳高原ラインから県境を越えて富士見町、原村、茅野市に至る観光道路で、沿線にはゴルフ場、スキー場、別荘地などが点在しています。線形が非常に良いため快適なドライブを楽しむことができますが、スピードの出し過ぎには要注意です。

この道路は、現在は県道484号富士見原茅野線として供用されていますが、長野県諏訪建設事務所管内図によると県道供用済区間は原村と茅野市の境までで、茅野市内は市道1級36号線として供用されています。なお、山梨県内区間は県道11号北杜富士見線の支線扱いとなっています。

今回は、富士見高原線の終点(国道20号交点)から鉢巻道路の県道供用区間端(原村と茅野市の境)までの区間を収録しました。

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