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32:48 Hokuriku Shinkansen

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Date : 2021-10-24
Camera : GoPro HERO 8 Black
3840 × 2160(4K) 60fps

新潟県東部、東頸城丘陵一帯は日本有数の地滑り地帯として知られています。無数に繰り返される地滑りにより生まれた比較的なだらかな地形と、豊富な地下水及び粘土質の土を生かして、棚田による稲作が盛んな地でもあります。

おいしい米がとれるというメリットがある一方、住民にとってはいつ発生するかわからない地滑り災害と隣り合わせの生活を余儀なくされています。上越市板倉区寺野地区には、繰り返される地滑りを鎮めるために”人柱”として村を訪ねた旅僧が埋められたという悲劇の伝説があります。長い間真偽のほどは定かではありませんでしたが、1937年に言い伝え通りに人骨が発見され、伝説が事実であったことが判明しました。

また、長野県境に近い妙高市東部から上越市南東部にかけての一帯は、豪雪地上越地方の中でも特に雪の深い場所でもあります。上越市板倉区久々野では、1917年2月に積雪深8m18cmの記録があり、これは人里における積雪としては世界一の記録であると言われています。

今回は、この地滑りと豪雪という厳しい自然環境の地を貫く県道を走ってみました。上小沢集落を境に2本の路線に分かれていますが、両路線とも上小沢が起点となっています。

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