上信越の幹線国道、18号を高崎から上越までの現道全区間を収録しました。5時間以上のロングドライブとなったため、5つの動画に分割してアップしてまいります。

今回(④)は③から引き続き長野から新潟県に接する信濃町までの区間となります。この区間は軽井沢から続いた単調な盆地内の道路から一転して山間部に入っていきます。

序盤の長野市街地を走る区間は一応4車線となっていますが、古い規格(1970年改正前道路構造令)の道路であるため、車線毎の幅員が狭く大型車との並走は恐怖を感じるほどです。

柳原北交差点で須坂方面に向かう国道406号と別れます。2021年3月に長野東バイパス(長野環状道路)が暫定開通し本交差点が合流地点となりましたが、平面交差であるため以前に比べ流れが悪くなったように感じます。

柳原から針路を北に変えます。通称「アップルライン」と呼ばれる区間で、沿道にはリンゴ畑が広がるのどかな景色となります。このあたりは2019年10月の台風19号による千曲川の堤防決壊で大規模な洪水が発生した現場です。

国道117号が分岐する浅野交差点を過ぎると、いよいよ山間部へと入っていきます。現在は北陸新幹線が交差点上を通過していますが、かつては『海はあっち、山はこっち、ガソリンはここ』と看板に書かれた有名なガソリンスタンドがありました。

このあたり旧北国街道からは東に大きく迂回する形となっています。現道の「長野バイパス」は1966年に開通、旧北国街道のルートは国道から県道に降格となりました。

標高330mから700mまで徐々に高度を上げていきます。流れも良く、北信五岳(飯縄、戸隠、黒姫、妙高、斑尾)を眺めながらの快適なドライブです。小林一茶の故郷、信濃町の中心部柏原を過ぎて、信越大橋で関川を渡ると新潟県に入ります。

なお、一部逆光のため見づらくなっている箇所がありますのでご了承下さい。

★ハイライト
05:25 柳原北交差点(長野東バイパス、国道406号交点)
05:48 長野電鉄長野線と交差
12:08 左に新幹線車両基地が見える
17:48 浅野交差点(国道117号交点、北陸新幹線と交差)
26:53 牟礼駅入口
41:11 信濃町柏原(黒姫駅入口)
44:26 野尻バイパス交点
49:13 関川を渡る信越大橋(L=902m)

★主な走行路線
・国道18号
群馬県高崎市から長野県長野市を経て新潟県上越市に至る一般国道です。上信越地方を貫く重要幹線道路で、概ね上信越自動車道と並走しています。

※一部風切り音が大きくなっているため、音量控えめでの視聴をおすすめします。
※撮影に当たっては、交通法規を遵守し安全運転を心がけております。
(広角レンズの特性により、実際よりスピード感のある映像となっています。)

Date : 2021-09-19
Camera : GoPro HERO 8 Black
3840 × 2160(4K) 60fps

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