長野環状道路は、長野市中心市街地の外縁を走る環状道路として計画された道路で、1994年に「地域高規格道路」の候補路線となりました。
長野市中心部は、北~西側が山、南~東側が犀川と千曲川に囲まれた地形で、その地理的特性から車の流れが一部の幹線道路に集中し慢性的な交通渋滞を引き起こしています。特に、国道18号及び19号の通過交通が渋滞の大きな原因の一つとなっている状況です。そこで、通過交通の市街地流入を防ぐために、この環状道路が計画されました。
2021年3月27日、環状道路(都市計画道路東外環状線)の一部となる国道18号長野東バイパスが暫定開通となりました。これにより、既設の国道19号長野南バイパス(都市計画道路更北新橋線)及び五輪大橋有料道路含む県道三才大豆島中御所線(都市計画道路東外環状線)と合わせて、環状道路の約半分(南~東部)が貫通したことになります。
引き続き、長野東バイパスと県道部の一部4車線化工事が行われています。五輪大橋は依然として県道路公社管理の有料道路となっていますが、長野東バイパスに建植された高崎起点のキロポストは、ちょうど県道区間も合算した距離となっているため、将来的には五輪大橋を含め県道部が国道に指定替えされることも想定されます。
今回は、暫定開通後の現在の様子の記録の意味も含めて収録しました。なお、収録区間は、こちらも記録の意味も込めて2021年7月に発生した篠ノ井小松原地区地すべりに伴う19号車線規制区間も含めています。
★ハイライト
02:39 小松原地すべり規制現場
04:15 国道19号長野南バイパス分岐(小松原トンネル西交差点)
08:07 信越本線・北陸新幹線ガード
09:14 稲里立体交差
14:48 国道18号交点(大塚南交差点、ここから県道区間)
18:44 五輪大橋有料道路料金所
19:21 五輪大橋
25:00 県道長野須坂インター線交点(エムウェーブ交差点、ここから長野東バイパス)
26:02 ここから2021年3月新規開通区間
30:10 国道18号現道、406号交点(柳原北交差点)
※一部風切り音が大きくなっているため、音量控えめでの視聴をおすすめします。
※撮影に当たっては、交通法規を遵守し安全運転を心がけております。
(広角レンズの特性により、実際よりスピード感のある映像となっています。)
Date : 2021-09-12
Camera : GoPro HERO 8 Black
3840 × 2160(4K) 60fps
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