新潟県西部、上越市と妙高市にまたがって広がる高田平野は、日本有数の米どころとして知られています。
ちょうど二等辺三角形のような平野の”底辺”をなぞるように走る道が、今回収録した県道新井柿崎線です。
通称「新柿線」と呼ばれる本路線は、妙高市方面から柏崎・長岡方面に抜ける短絡ルートとして便利な道です。長野県民にとっても、特に高速道路が開通する前は柏崎方面へ海水浴に向かう際などで重宝した馴染み深いルートです。
春~秋にかけては、のどかな田園風景の中を直線状に進む走りやすい道ですが、冬になると状況は一変します。北西から吹きすさぶ強烈な季節風を真横から受けるため、地吹雪によりホワイトアウト状態になることもしばしばで、Twitterで”新柿線”と検索すると、その恐ろしさを訴えるコメントで溢れています(車が田んぼに落ちることは日常茶飯事の様子)。このため、特に危険な箇所には防風柵が設置され、注意喚起の標識も立てられています。
今回は、起点の妙高市新井市街から終点に向けて全区間収録しました。この日は猛暑日で、車外温度計では40℃を計測するほどの暑さでした。GoProの発熱が心配でしたが適度の風もあったためオーバーヒートすることはありませんでした。なお、少しおまけで県道犀潟柿崎線を住吉町交差点まで収録しています。
★ハイライト
00:36 えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインのガード
06:50 北陸新幹線
15:10 このあたり気持ちの良いストレート
28:02 保倉川を渡る森本橋
31:35 北越急行ほくほく線(くびき駅入口)
34:45 サムネイル画像の場面(地吹雪注意の看板)
37:47 道の駅よしかわ杜氏の郷
38:48 このあたり延々と防風柵が並ぶ
41:35 国道8号交点
42:59 新井柿崎線終点
★主な走行路線
・新潟県道30号 新井柿崎線
妙高市新井から上越市柿崎区に至る主要地方道です。全線2車線で線形も良いため走りやすい道ですが、上述の通り冬は視界不良になることもあり走行には注意が必要です。
※一部風切り音が大きくなっているため、音量控えめでの視聴をおすすめします。
※撮影に当たっては、交通法規を遵守し安全運転を心がけております。
(広角レンズの特性により、実際よりスピード感のある映像となっています。)
Date : 2021-08-07
Camera : GoPro HERO 8 Black
3840 × 2160(4K) 60fps
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