長野県最北の市、飯山市。豪雪地帯で知られる当市を中心としたエリアには「みゆきの」という愛称が付けられています。漢字で書くと「深雪野」または「美雪野」で、字の通り雪にちなんだ名称です。
飯山市の主要幹線道路と言えば、千曲川沿いを南北に走る国道117号ですが、ほぼ平行する形で、信越国境を走る関田山脈沿いにも幹線道路が走っています。沿線の集落や農地を結ぶ生活色の強い道ですが、交通量は僅かで走りやすい道です。
今回は、飯山駅前から県道曽根藤ノ木線、市道「みゆきのライン」などを通って照岡地区まで走ってみました。
序盤は飯山市街地の市道区間です。飯山線の踏切を過ぎると、通称「雁木通り」に入っていきます。別名”仏壇通り”と呼ばれ、仏壇店がずらりと並ぶ珍しい光景があります。なお、この通りは元国道292号のルートです。
国道292号現道区間を挟み、県道曽根藤ノ木線へと進みます。この辺りは「外様平」と呼ばれ、千曲川とは尾根一つ隔てられていますが、広々とした盆地の中を走る気持ちの良い道です。
以前収録した関田峠に向かう県道上越飯山線を北上し、温井集落付近で市道10-324号線「みゆきのライン」に入ります。千曲川と関田山脈に挟まれた段丘上を走る快走路で、出川、桑名川などの非常に深い谷を橋梁で駆け抜けます。
やがて農道のような細道に突き当たって快走路は終了となります。この細道は国道403号で、長野県随一の狭隘酷道として知られています。
最後に国道403号を千曲川に向かって南下し、飯山線の踏切を渡った所で終了となります。
★ハイライト
01:11 旧飯山駅前
01:58 飯山線西敬寺踏切
02:40 雁木通り(仏壇通り)
06:22 県道曽根藤ノ木線終点(国道292号交点)
19:13 県道曽根藤ノ木線起点(県道上越飯山線交点)
25:26 市道10-324号線「みゆきのライン」交点
27:14 鍋倉大橋(L=224m、サムネイル画像の場面)
29:00 羽広大橋(L=183m)
31:40 藤沢大橋(L=136m)
32:40 国道403号交点
★主な走行路線
・長野県道409号 曽根藤ノ木線
飯山市常郷曽根から同市旭藤ノ木に至る一般県道です。「外様平」と呼ばれる盆地の中の集落を結ぶ生活幹線道路です。全線2車線ですが、交通量は少なく走りやすい道です。
※一部風切り音が大きくなっているため、音量控えめでの視聴をおすすめします。
※撮影に当たっては、交通法規を遵守し安全運転を心がけております。
(広角レンズの特性により、実際よりスピード感のある映像となっています。)
Date : 2021-07-01
Camera : GoPro HERO 8 Black
3840 × 2160(4K) 60fps
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