愛知県豊田市は、言わずと知れたTOYOTAの本拠地がある都市です。元々は「挙母(ころも)」という町が1951年に市制施行し、以後周辺の町や村を編入、市域を拡大していきました。当地に自動車工場を構えていたトヨタ自動車の社名にちなみ、1959年「豊田市」に改称されています。
2005年の”平成大合併”において周辺の6町村を編入し、現在の巨大な市域となりました。918k㎡の面積は愛知県最大、東海地方でも5番目に大きな市町村となっています。
2005年に編入された区域は主に中山間地域で、点在する集落を結ぶ道路が網の目の様に張り巡らされています。主要な道路は県道に指定されていますが、普通車同士の離合が不可能なほどの狭隘区間も数多くあります。
その代表格とも言える路線が、今回収録した笹戸小田木線です。旧旭町の山間部を南北に横断していく路線です。一部他路線との重複供用区間を除き、1~1.5車線の狭隘路が主体となっており、車幅2.0m規制の箇所がいくつも存在しています。
その中でも特に難所となっているのは、東部の坪崎町から日下部町にかけての峠越え、西部の市平町から起点の笹戸町にかけての矢作川段丘崖の区間で、退避可能な場所が限られるため、対向車が来たら難儀すること必死でしょう。
今回は、終点から起点まで重複区間含め収録しました。道は酷いですが、立派な道路情報表示装置が完備されているのが愛知県らしいところです。
★ハイライト
11:50 丸山トンネル(L=69.5m、1952年築)
21:26 堀切峠(この前後に超狭隘区間あり)
23:33 サムネイル画像の場面
28:35 集落内の超狭隘区間(県道小戸明川足助線交点)
45:13 矢作川段丘崖の超狭隘区間
★主な走行路線
・愛知県道490号 笹戸小田木線
豊田市笹戸町から同市小田木町に至る一般県道です。以前は笹戸稲武線という路線名でしたが、全域が豊田市に編入されたことから現在の路線名に改称されました。
※一部風切り音が大きくなっているため、音量控えめでの視聴をおすすめします。
※撮影に当たっては、交通法規を遵守し安全運転を心がけております。
(広角レンズの特性により、実際よりスピード感のある映像となっています。)
Date : 2021-06-20
Camera : GoPro HERO 8 Black
3840 × 2160(4K) 60fps
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