御牧原(みまきはら)は、小諸市・佐久市・東御市にまたがる東西約5km、南北約6kmの台地です。「御牧ケ原」とも呼ばれます。
千曲川とその支流鹿曲川・布施川に囲まれた三角状の洪積台地で、周囲は断崖に囲まれています。
この地形的特徴を利用して、平安時代から鎌倉時代の初めまで、約400年にわたって朝廷の料馬を養成した牧場「望月牧」がありました。”御牧”と呼ばれた御料牧場は関東甲信地方に二十三牧ありましたが、この望月牧は優秀な馬の産地として知られていました。
馬は放し飼いで飼育され、逃走防止のため、断崖によって自然の柵をなしている部分を除き「野馬除」と呼ばれる土堤が築かれました。現在も各所にその遺構が残され、文化財に指定されています。
今回は、この御牧原の中心部を南北に貫く道から、急峻な段丘崖を下って千曲川を渡り、小諸駅前まで走ってみました。薄曇りのすっきりしない天気でしたが、名馬が駆けた悠久の”台地”に思いをはせながらのドライブでした。
★ハイライト
00:25 鹿曲川を渡る望月橋(L=43.5m)
03:04 望月城の堀の跡
07:05 望月温泉「みどりの村」入口(おすすめ)
10:57 左手に野馬除跡の案内板
14:10 正面に旧国鉄バス県立農大前駅舎
21:11 倒木現場
26:29 千曲川を渡る戻り橋(L=113.0m)
29:10 左手に小諸懐古園、右手に小諸駅
29:54 左手に旧北国街道小諸本陣
※一部風切り音が大きくなっているため、音量控えめでの視聴をおすすめします。
※撮影に当たっては、交通法規を遵守し安全運転を心がけております。
(広角レンズの特性により、実際よりスピード感のある映像となっています。)
Date : 2021-05-08
Camera : GoPro HERO 8 Black
3840 × 2160(4K) 60fps
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