中部横断道の長野県区間を走ってみました。蓼科東麓の丘陵地帯を貫き、浅間山を望む佐久平へと降りる変化に富んだ景色が魅力の高速道路です。
この区間は、いわゆる”新直轄方式”で建設された無料の高速道路です。並走する国道141号の渋滞対策として、建設費の4分の3を国、4分の1を県が負担して造られました。国道のバイパス的な位置づけとなっています。いわば、生まれ変わった現代の佐久甲州街道とも言えます。
2011年3月に佐久南IC~佐久小諸JCTが、2018年4月に八千穂高原IC~佐久南ICが開通しました。2021年5月現在、中央道接続の長坂JCTから八千穂高原ICまでの間は未通となっていますが、県ほか地元自治体により新直轄方式での事業化に向けた働きかけが行われています。
途中5か所のインターチェンジが設置されていますが、料金所等の設備が無いため有料の高速道路に比べて簡易的な構造となっています。なお、有料の上信越道に接続する佐久小諸JCTの手前には本線料金所が設置されています。
今回は、接続する国道299号と八千穂高原ICランプ道路の交点から、佐久北ICまでの区間を収録しました。
★ハイライト
04:41 佐久穂IC
07:31 佐久臼田IC
13:55 佐久平の展望が開ける
14:30 佐久南IC
15:13 千曲川を渡る千曲川橋(L=300m)
16:40 佐久中佐都IC
18:25 北陸新幹線と交差
★走行路線
・中部横断自動車道
静岡市清水区の新清水ジャンクションから長野県小諸市の佐久小諸ジャンクションに至る高速自動車国道です。日本列島のほぼ中央を”横断”しますが、北を上にした地図を見る限りでは”縦断”しているように見えます。
※一部風切り音が大きくなっているため、音量控えめでの視聴をおすすめします。
※撮影に当たっては、交通法規を遵守し安全運転を心がけております。
(広角レンズの特性により、実際よりスピード感のある映像となっています。)
Date : 2021-05-04
Camera : GoPro HERO 8 Black
3840 × 2160(4K) 60fps
AloJapan.com