寂地峡(じゃくちきょう)は、山口県東部に位置し、山口県最高峰の寂地山 (標高1,337m) に源を発する寂地川が刻む峡谷で、環境省の「名水百選」に選定されています。寂地峡の見所は、落差約200mを連続して流れ落ちる5つの滝で、これらは総称して「五竜の滝」(ごりゅうのたき)と呼ばれ、「日本の滝100選」にも選ばれています。

五竜の滝は、上から順に「竜頭の滝」、「竜門の滝」、「白竜の滝」、「登竜の滝」、そして「竜尾の滝」の5つの瀑布があり、水流に沿って整備された滝めぐり用のトレッキングコースを下から上へ登っていくと、竜の尾から頭へとまさに竜の昇天の姿をイメージできます。

寂地峡へのアクセスは、山口県東部の内陸部を通る国道434号から「寂地峡キャンプ場」方面へ進み、そのキャンプ場の駐車場を利用します。すぐ近くにある「寂地峡観光案内所」では「寂地峡付近案内図」のチラシを配布していますので、散策前に入手しておくのがオススメです。
ケビンやバーベキュー場も備えたキャンプ場の中を寂地川沿いに少し上ると、「寂地峡五竜の滝」の石碑があり、そこから落差20mの「竜尾の滝」が見えます。

「竜尾の滝」の脇にある滝見道を登っていくと「登竜の滝」(落差8m)と「大乗淵」があり、そのすぐ上に「白竜の滝」(落差10m)が続いています。さらにその上流には落差18mで寂地峡最大の「竜門の滝」がありますが、滝の手前に岩壁がせり出していて、一見すると全景を見るのが難しい滝です。でも、側面から滝に近づける小道がありますので注意深く進むと全景が見られるポイントがあります。
さらにトレッキングコースは、最上段にある落差14mの「竜頭の滝」へと続いています。途中には「五竜」の他にも名もなき小さな滝が無数に点在していて、水流の音がこだまする中、緑の森を歩くのは爽快な気分です!

なお、寂地峡は紅葉名所としても知られており「日本の紅葉百選」にも選定されています。
滝を5つも登りますので散策道の傾斜は急なのですが、コース上にビューポイントが多く、それぞれに特徴のある瀑布群を眺めつつゆっくり登っていけば、それほど疲れません。
5つの滝を巡りながら、清涼感たっぷりの森林浴が楽しめる「寂地峡」。
あなたも滝のそばでマイナスイオンを浴びて、リフレッシュしてみませんか?

<動画のシーン・インデックス>
0:00 地図
0:18 竜尾の滝
2:06 登竜の滝
3:59 白竜の滝
6:40 竜門の滝
7:59 竜頭の滝

【癒しの水辺】シリーズは、日本の全国各地にある滝・渓流・河川・湖沼・池泉など、清涼感あふれる水辺の癒し風景を満喫できる映像集です。ゆったりと景色を体感していただけるように、通常よりも長めのカットで構成していますので、じっくりと水辺の動画をお楽しみください!

・【癒しの水辺】滝・渓流・湖沼など、清涼感あふれる水辺の映像シリーズ! 再生リスト
 

・山口県の映像素材の一覧は、以下のページをご参照ください。
 
 (業務用途での利用が可能な映像素材も提供しています)

・寂地峡と五竜の滝の観光ガイド(瀬戸内Finder)
 

・寂地峡と五竜の滝の観光ガイド(癒しの国 日本.TV)
 

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