秋田県仙北市、日本一深い田沢湖から、春には思わず息をのむほど美しい桜並木のある角館の間、約10キロに渡って急峻な谷に身を隠す玉川の右岸にあるのが、夏瀬温泉です。
国道47号線からのアプローチは、約8キロにわたりダート道。冬場はその過酷さから宿の送迎車以外は通行ができません。そんなところに立地する夏瀬温泉「都わすれ」。その名に違わぬ人里離れた地で浸かる豊かで美しい一軒宿の温泉です。
オンシーズンの田沢湖では、エメラルドグリーンからコバルトブルーまで、深さや光の差し込み具合によって美しく色の変化する湖面を、カヌーやカヤックで滑るように漕ぎ進む田沢湖キャンプ場のアクティビティも人気です。特に初夏、水位の高い季節には湖畔林の一部が水没し、まるで南の島でマングローブ林をカヤックで旅しているかのようです。
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