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【4K】遠州 森の祭り 2019年11月3日 最終日【絶対地面に足を着けてはならない「舞児還し」】Japanese Traditional Festival at Shizuoka

「遠州 森の祭り」は、静岡県周智郡森町(しゅうちぐんもりまち)で行われる祭礼です。
華麗な彫刻をほどこした14台の屋台の勇壮な引き回しや「喧嘩祭り」ともいわれる屋台間での若者同士の激しい練りが魅力です。この祭りは、江戸時代、大店の主人らが三島神社のお祭りで使用人に無礼講を許し、町中で騒いだのが始まりとされています。現在は、祭典規約に基づき、14社統制のとれた祭りが行われています。屋台を付き合わせての夜の練りの風景は圧巻です。森町民の祭りに対する姿勢から、信仰心と郷土愛を強く感じることができました。

■ タイムテーブル
0:00 お祭りベストショット集
1:06 屋台、遠州森駅周辺散策
16:05 舞児還し
32:29 舞児を屋台に乗せる
38:09 舞児の両親に御礼を言う儀式
42:22 けんか祭り「練り」
1:01:29 圧死

■ 絶対地面に足を着けてはならない「舞児還し」
森の祭りの舞楽を奉納する子供を「舞児(まいこ)」と呼びます。
舞児は毎年各町から1名ずつ選び出され、三島神社で舞楽を奉納します。
神の使いとして三島神社をはじめ各神社に舞楽を奉納した子どもを、
感謝の気持ちを込めて親元まで丁重に送り届ける儀式で、
神事の厳かさと祭りの華やかさが感じられる、森のまつり独自の風習です。

舞児に選ばれると、祭典の最終日は神社から自宅までの帰り道を歩かずに町の若衆が屋台と肩車で送っていきます。
これを「舞児還し」と言います。

夕方6時過ぎ、舞児が3日間の舞楽奉納の最後となる舞を三島神社で奉納すると、
各町の若衆のトップが務める社長(しゃちょう)が、
神社社殿に自分の町の舞児を迎えに行きます。

舞児は自宅に戻るまでは神聖な神の使いとして扱われるので、
「地面に絶対足を着けてはいけない」ことになっています。
そこで、社長は舞児を自分の肩に乗せ、社殿から神社の石段下に待っている屋台まで連れて行きます。
舞児が鳥居をくぐり、詰めかけた観衆に披露されながら石段を降りてくるところは非常に絵になる光景で、
最高の見せ場です。

祭典本部から各自の町内までは、舞児を披露しながら華やかな曳き回しが行われます。
この道中、舞児が地面に足を着けてはいけないのと同じ意味で、
屋台の手木は何があっても下ろしてはいけない決まりです。

舞児が自分の町に戻ってくると、帰宅式といって、
社長をはじめとする祭り関係者が舞児の両親に3日間、
町内の代表として神社に仕えてくれたことへの御礼を言う儀式が行われます。

昔は舞児の自宅で行いましたが、最近は各町の公民館などで行われます。
舞児を出迎えるときの町内は独特の熱気に包まれるので、
舞児還しが終わると各地区の若衆は、祭りの終わりを惜しむように、
深夜まで激しい練りを繰り広げます。

舞児還しは三嶋神社に於ける最大の神事として、戦後から盛大に行われるようになっていきました。
現在のように厳格な規定も定められてはおらず、警察の指導も甘かったこともあって、やりたい放題の時期がしばらくの間続いていたそうです。
昭和40年代までは数年に一度の割で祭典期間中の暴力事件が見られ、昭和44年の祭典では警察官暴行事件が起こりました。これを重く見て、翌年には「祭典本部」の設置や、町内統一の「肌襦袢」の着用、「祭典規約」の改定などが行なわれ、問題は改善されたかに思われました。しかし、1973年(昭和48年)に2日連続で死者の出る事故まで発生し、警察による屋台曳き廻し中止の勧告を招く事態となりました。
この暴力事件を重く見た各町の役員や祭典本部は、1974年(昭和49年)に祭りの大改革に着手「絶対無事故で祭典を行う」ことを宣言。各町の会所で「絶対無事故」の掛け軸を掛け、モラルの向上・喧嘩の防止を呼びかけています。それ以降祭りのモラルは飛躍的に向上し、「荒々しくも規律・統制の取れた祭り」として知られるようになってきています。
当時の関係者の尽力があってこそ、現在のお祭りが成り立っています。

■ 勇壮に屋台が激しく練り歩く「けんか祭り」
一方で森の祭りは「喧嘩祭り」の通称があるとおり、荒祭りとしても知られます。
森の祭りの醍醐味のひとつが「練り」と呼ばれる屋台同士の顔合わせです。「練り」は数か町の屋台が正面を向き合い、手木(てぎ=牛車の軛にあたる部分)を接触寸前まで近づけます。各町の祭り参加者が手木に乗りあがり、「ヨイソラ」の掛け声を上げたり相手の屋台の手木の内側に飛び込んだりします。

森のまつりでは、屋台は手木を下ろすと一切動かしません。屋台を曳く若衆は掛け声とともに、相手の町の屋台の手木の上に登ったり、手木の中に飛び込んで舵取りの人間たちの間で泳ぐような真似をしたり、頭の上を歩いたりします。
昔はこの練りのときに、手や足が当たったと言い合いになって、たびたび殴り合いに発展したそうです。

実は屋台の運行は無秩序ではなく、各社の進行係が影で指揮しています。広い場所とベストなタイミングで練りが行われるよう、他社と連絡し、祭りを盛り上げるよう屋台たちをコントロールしています。

■ 参考サイト

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