ヨルダンの首都アンマンには、金製品や布などを扱う古くからの市場（スーク）とジャバル・アンマン（アンマンの丘）の東側にあるフセイニ・モスク周辺の旧市街に広がる大きな市場はあります。
ヨルダン料理は、豊かな風味と独特の調理法で知られ、市場には、その食を支える野菜（ニンジン、葉物野菜、ナスなど）や肉（子羊、牛肉、山羊、鶏）や詰め物のほか、世界最大級のオリーブ生産国ヨルダンのオリーブオイル、ハーブ、ニンニク、タマネギ、トマト、レモン、スパイスなどが所せましと盛られ売られています。
なお、旧市街は「バラド（Balad）」と呼ばれ、周囲を囲んで虫食い状に広がる新市街の中に、古くからの情緒を残しており、旧来の町並みや生活、大きなスーク、古代の遺跡などを見ることができます。